Glassnodeによると、昨年10月にビットコインがピークを付けた時点で時価総額上位だったアルトコイン50銘柄のうち、その後ビットコインを上回ったのは9銘柄にとどまった。Zcash(ZEC)が大差をつけて首位となり、ビットコインのリターンの約14.5倍を記録した。HYPEが約2.9倍で続き、モネロ(XMR)とNEARはそれぞれビットコインの2.6倍、2.1倍のリターンを上げた。UNI、TRX、LEO、TAOも上回った銘柄に含まれる。これらの結果は、アルトコインがドル建てでプラスのリターンを生んだ場合でも、ビットコインからよりリスクの高いアルトコインに資金を移す機会費用を示している。Glassnodeのより最近のデータは、上昇の勢いが広がっている可能性を示す。直近1週間では、追跡対象のアルトコインの72%超がビットコインを上回った。8月のブレイクアウト局面では、ピークでも39%だった。アルトコインの無期限先物の建玉(未決済契約の価値)は過去1カ月でほとんど増えておらず、過剰なデリバティブのレバレッジが上昇を主導したことを示す証拠は乏しい。この改善により、Glassnodeの「Altcoin Cycle Signal」はアルトコインシーズンの領域に入った。ただし、アルトコインがビットコインから有意な市場シェアを奪ったわけではない。アルトコインの合計時価総額は前月から21%増加した一方、90日間の市場シェアの変化はマイナス0.9%にとどまった。