ホエイプロテインが、激化する米国とカナダの貿易摩擦の予想外の犠牲となっている。カナダは米国産ホエイに50%の関税を課した一方、米国は米企業によるホエイプロテイン濃縮物を含むカナダ製品数品目の購入を禁じる措置に動いた。カナダでは加工済みホエイが国内で不足しており、エンドウ豆プロテインなどの代替品には製品の配合変更に伴うコストがかかるため、メーカーはより深刻な供給逼迫に直面している。米国の消費者も、ホエイ濃縮物の価格が6月に1ポンド当たり13ドルと過去最高に達し、前年同月比250%上昇したことで、値上がりの影響を受ける。価格はその後、1ポンド当たり約10~11ドルに緩和したものの、アナリストは年末から来年初めにかけて、ホエイを使った水で溶かして飲む製品や、そのまま食べられる製品のインフレが続くと予想している。