フレディマックの30年固定住宅ローン平均金利は9月24日時点で7.03%に上昇し、1週間前の6.95%から上がって5週連続の上昇となった。15年固定金利も6.26%から6.42%に上昇した一方、30年金利は前年の平均6.30%を大きく上回った。米連邦準備制度(米中央銀行)は9月16日、底堅い成長と高止まりするインフレを理由に政策金利を25ベーシスポイント引き上げ、3.75~4.00%とした。ただ、住宅ローン金利は米国債の長期利回りや住宅ローン担保証券(住宅ローンを束ねた証券)の影響をより直接的に受ける。10年米国債利回りは、週初にさらに高い水準に達した後、9月25日に5.17%で引けた。背景には、堅調な経済指標、高止まりするエネルギー価格、インフレ懸念、政府の大規模な借り入れがある。金利7%の場合、30万ドルの30年住宅ローンの月々の返済額は、税金と保険を除いて約1996ドルとなる。金利6.5%の場合はおよそ1896ドルで、差額は月約100ドル、年間ではおよそ1200ドルに上る。今後の住宅ローン金利の動向は、長期金利が落ち着くかどうかに大きく左右される。インフレ期待、政府の借り入れ、タームプレミアムは、米連邦準備制度の政策と並ぶ主要な要因であり続ける。