マスク氏の1兆ドル到達、テスラ「ロードスター」とスペースXが試練

  • イーロン・マスク氏の純資産9250億ドルは、テスラが「ロードスター」の発表に備え、スペースXが大型打ち上げを実施するなかで圧力にさらされている。
  • テスラの「ロードスター」は従来、価格が20万ドル前後からになると見込まれていたが、最近の報道では25万ドル超とされている。第3四半期の納車台数は45万〜47万5000台と予想されている。
  • スターリンクは42億9000万ドル超の売上高を計上し、スペースXの第2四半期売上高の53%を占めた。一方、JPモルガンはテスラの利益予想を引き下げた。

イーロン・マスク氏の純資産は週末時点で9250億ドルとなり、1月以降に3050億ドル超増加した。ただ、テスラとスペースXが重要な試練に直面するなか、1兆ドル到達への道のりは停滞している。テスラは、発表が延期されていた「ロードスター」の公開を準備している。同車はブランドの象徴的なモデルで、価格は25万ドル超になると伝えられている。従来はベースモデルが約20万ドル、限定版の「ファウンダーズ・シリーズ」が25万ドルになると見込まれていた。投資家は第3四半期の納車台数も注視している。ポリマーケットのトレーダーの大半は、テスラが第2四半期に48万台を納車したのに対し、第3四半期は45万〜47万5000台になると予想している。JPモルガンはテスラの利益予想を引き下げた。スペースXはスターシップ14号機の打ち上げに成功した一方、以前の報道では、スターリンク第3版に関わる軌道打ち上げ計画が説明されていた。スターリンクは第2四半期に42億9000万ドル超の売上高を計上し、スペースX全体の53%を占めた。アナリストは、データセンター事業を主なけん引役として、スペースXの売上高が今年440億ドル、来年1083億ドルに達すると見込んでいる。

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