中国工業情報化部は、ByteDanceとアリババによるエヌビディアのRTX Pro 5500購入を認めるかどうか検討している。ただし、中国政府も両社も、承認や発注、納入について確認していない。中国のAI開発企業がチャットボットやソフトウエアエージェント向けの計算能力不足に直面する中、同部は両社に対し、必要なカードの枚数と用途を尋ねたと、The Informationが報じた。エヌビディアはこのワークステーション向けカードについて、AIエージェントや推論、シミュレーションに対応すると説明している。メモリー容量は84GBで、最大600ワットを消費する。エヌビディアが示した今四半期の1080億ドルの見通しには、中国向けデータセンター用チップの売上高が含まれていないため、RTX Pro 5500の販売が実現すれば、この見通しへの上乗せとなる。報道では、想定される販売数量や時期、大型のエヌビディア製データセンター向けチップにも同様の扱いが適用されるかどうかは明らかにされていない。中国は以前、エヌビディアのRTX Pro 6000Dの購入を制限していた。一方、韓国紙コリア・タイムズが引用したアナリストによると、中国国内のサプライヤーである華為技術(ファーウェイ)と寒武紀(カンブリコン)が同国のAIサーバー市場の約80%を占めている。