メタは2026年9月8日、個人向けAIエージェント「Muse」を開始した。接続されたアプリケーションや内蔵ブラウザー上で作業を実行できるソフトウエアを提供し、プライバシー保護を中核機能と位置付けている。同社によると、Museのインストール数は開始後12日間で約280万件に達し、発表後にはメタ株が20%超上昇した。これに先立つ報道では、Museは8月8日にリリースされ、2週間以内にダウンロード数が300万件に達したとされていた。普及状況を示す数字はおおむね一致する一方、開始日は異なっている。Museは米国の18歳以上のユーザーを対象に、iOS、Android、ウェブインターフェース、WhatsAppで提供され、無料プランに加えて月額20ドルと月額100ドルのプランがある。各ユーザーには分離されたクラウド仮想マシンが割り当てられ、メタのセキュリティーエージェント「Sentinel」が監視する。モデル学習への利用拒否は初期設定で有効になっており、Museのデータはメタの広告システムでの利用を想定していない。9月23〜24日の「Meta Connect」で発表されたウォルマートとペイパルとの提携により、エージェントが取引を実行できる可能性も広がった。この製品は、エージェントAIがCPU、メモリー、ストレージ、ネットワーク機器、半導体基板に対する需要を生む可能性を追う投資家にとっても引き続き重要である。