ドナルド・トランプ大統領は日曜日、アンスロピックのダリオ・アモデイCEOと夕食を共にする。ワシントンで、先端人工知能(AI)の規制や中国に対する米国の主導権維持を巡る議論が続くなか、両者にとって初の対面会談となる。会談はアクシオスが最初に報じた。トランプ氏がアモデイ氏の規制要求を批判したほか、先端AI企業が足並みをそろえて開発を減速させる動きもあり、波乱の1年を経ての開催となる。ホワイトハウス当局者によると、トランプ氏は消費者を保護しながら、米国が「スーパーインテリジェンス」で主導権を握ることを望んでいる。アモデイ氏は先週、中国の習近平国家主席の訪米中に開かれたホワイトハウスのテクノロジー企業幹部会合を欠席した。ただ、昨年ペンシルベニア州で開催されたAI・エネルギー首脳会議には、同氏とトランプ氏がともに出席していた。アンスロピックは国防総省との対立も続いている。同社が致死性自律兵器や大規模監視に関わる軍事利用を拒否したことを受け、同社をサプライチェーンリスクに指定した措置について、控訴裁判所は2対1の判断で支持した。アンスロピックは11月の株式上場に向けて準備を進めており、評価額は2兆ドル近辺が議論されている。トランプ氏はAI業界を監視する部隊の設置とAI担当長官の任命を発表したが、いずれも詳細は示されておらず、実現にも至っていない。