ソラナ、SIMD-0649手数料優先ルール案がマージされず終了

  • SIMD-0649は、ソラナのクライアント開発者がさらなる議論を求めたことを受け、マージされないまま終了した。
  • 測定期間中、優先手数料は1日当たりおよそ2200〜9000だった。
  • マックス・レスニック氏は、クライアント開発者から追加の支持表明を得た後、提案を改訂して再提出できる。

ソラナのSIMD-0649提案は2026年9月25日、クライアント開発者からさらなる議論と支持表明を求める声が出たことを受け、マージされないまま終了した。Anzaの主席エコノミスト、マックス・レスニック氏が執筆した草案では、エントリーバッチ内で優先順位の降順以外の順序で記録された非投票トランザクションを無効にする内容が示されていた。優先順位は、リーダーの報酬に1,000,000を掛け、要求された計算コストに1を加えた値で割って算出する想定だった。リーダーは引き続き、トランザクションの取り込み、バッチ境界、保留の決定権を持つため、このルールによってスロット全体の順序付けが実現したり、自己優先、MEV、サンドイッチ攻撃が防止されたりするわけではない。最終バッチ以外のバッチは、少なくとも2つのFECセット、すなわち64個のデータシャードにまたがる必要があったが、リーダーがバッチ境界を利用して意図された順位付けを回避できる可能性をレビュアーは問題視した。提案を巡っては、Firedancerのリプレイ遅延への懸念も示され、バッチサイズの閾値を裏付けるデータも不足していた。議論はGitHubのDiscussion #605で続いており、クライアントチームから追加の支持を得た後、改訂案が再提出される可能性がある。

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