建設機械メーカーJCBは、父親のアンソニー・バンフォード氏と共同で会長を務める人物にジョージ・バンフォード氏を指名し、同族企業で長年続いていた後継者問題に決着をつけた。ジョージ氏はバンフォード卿の3番目の子どもで45歳。副会長から昇格し、兄のジョセフ・バンフォード氏に代わって最終的な後継者に指名された。JCBのトップ交代は50年以上ぶりとなる。JCBは2025年、北米の需要が横ばい、インド市場が縮小するなかでも、世界市場シェアを拡大した。昨年の売上高は57億ポンドで横ばいだった一方、利益は7%減少した。同社はスタッフォードシャー州の本社に1億ポンドを投資しており、テキサス州サンアントニオには10億ドルの工場を建設した。工場は来月の操業開始を予定している。同社は地政学的な不確実性が続くなかでも、今年は緩やかな成長を見込んでいる。世界で2万人を雇用し、うち英国の従業員は8000人。1億ポンド規模のプログラムを通じ、水素で動く掘削機の開発も進めている。