金、原油急騰でインフレ懸念再燃 4170ドルに下落

  • 金は0640GMT時点で2.6%安の1オンス4170ドルとなった。
  • ブレント先物は2.6%高の1バレル107ドル、WTIは1.5%高の94ドルとなった。
  • トランプ大統領は、ホルムズ海峡の再開をめぐるイランの7日間の停戦提案を拒否した。

金は0640GMT時点で2.6%安の1オンス4170ドルとなった。原油価格の上昇、米国債利回りの高止まり、インフレ長期化への懸念が、利息を生まない金への売り圧力を再び強めた。ブレント先物は2.6%高の1バレル107ドル、WTIは1.5%高の94ドルとなった。トランプ大統領が、7日間の停戦とホルムズ海峡の再開を求めるイラン側の提案を拒否したためである。エネルギーコストの上昇は、生産、輸送、家計支出を通じてインフレを持続させる可能性があり、米連邦準備制度が今月、政策金利を25ベーシスポイント引き上げて3.75%~4.00%とした後も、金融引き締め姿勢を維持するとの見方を強めている。今回の動きに先立つ相場全体の売り局面では、現物金が一時4%安の1オンス4111ドルまで下落したほか、先物ポジションの縮小、ETFからの資金流出、中国需要の軟化も下押し要因となった。中央銀行による購入とインドの季節的な需要は、引き続き支援材料となる可能性がある。

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