ハンファ・アセット・マネジメント、Claude基盤の「Odin」AIを全社展開

  • ハンファ・アセット・マネジメント、自社開発のOdin AIプラットフォームを全社員に開放
  • 6万件のニュース記事と10万件超の資料を毎日分析・更新
  • 来年前半にLPポータルの開始を計画

ハンファ・アセット・マネジメントは、AnthropicのClaudeと自社の技術・インフラを基盤とする人工知能(AI)データ分析プラットフォーム「Odin」を全社員に開放した。同システムは政治、経済、文化、社会、テクノロジー分野の約300の情報源から毎日約6万件のニュース記事を収集し、国内外の10万件超の調査資料、YouTubeレポート、規制当局への提出書類を分析して、毎日更新する。市場インテリジェンス機能は、市況、投資商品、セクター、テーマを対象とし、関連ニュースや規制、市場見通しを組み合わせたレポートも作成する。トレンドモメンタム機能は、ソーシャル、経済、産業分野のキーワードへの関心の変化を追跡する。Odinは業務で得た顧客情報を個別のダッシュボードにも表示し、社員が顧客の関心やニーズ、取引関係の変化を把握できるようにする。一般的な市場資料はクラウドで処理する一方、企業秘密などの機密データは社内インフラにとどめる。ハンファ・アセット・マネジメントは、Odinを社員一人ひとりに合わせたAIエージェントへ発展させ、来年前半には受益者向けに資産情報を提供するLPポータルサービスを開始する計画だ。将来的には、同プラットフォームを証券・オルタナティブ投資商品の戦略策定や指数開発にも活用する。ハンファ・アセット・マネジメントのイム・ドンジュン最高経営責任者(CEO)は、Odinについて、市場や顧客の変化を組織の意思決定の材料に変え、職場の業務慣行とともに進化し続けることを目指すものだと述べた。

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