カカオグループは、日常的な金融インフラの一環としてウォン連動型ステーブルコインの実用化を進めており、国内外の金融機関や事業会社とエコシステムを共同設計するラウンドテーブルを提案した。ソウル・江南区のグランド・インターコンチネンタル・ソウル・パルナスで9月29日に開催された「Next Finance Korea」で、カカオバンクのユン・ホヨン最高経営責任者(CEO)は、ウォン連動型ステーブルコインの流通拡大、デジタル資産を活用した決済・清算インフラの構築、参加者が共存できるエコシステムの形成という3つの優先課題を示した。カカオは発行・流通技術を確保しており、ウォレットを利用した送金・決済、海外からの支払い受け入れに伴う決済・清算、AIエージェントによる決済など、実用化に向けたユースケースの検証を進めている。同グループは、国内での適用可能性や技術的な概念実証(PoC)をめぐり、サークル、ファイアブロックス、x402ファウンデーションと協業してきた。提案したオープンなラウンドテーブルには、銀行、証券会社、フィンテック企業、プラットフォーム企業、暗号資産事業者、電子商取引企業などが参加する見通しで、より幅広い流通網を構築し、参加企業やユーザーと価値を共有することを目指す。