トランプ大統領は、テヘランが核問題で具体的な進展を示せば、対イラン制裁を緩和し、凍結されたイラン資金を解放する考えである。一方、カタールの仲介者は、ホルムズ海峡の再開を巡りイランと米国が別々に協議するよう働きかけている。イランは柔軟姿勢を示しているものの、約束を実行する時期と順序を巡って米国との隔たりが残っており、トランプ大統領は大幅な譲歩を先に求めたテヘランの最新提案を受け入れられないとして退けた。原油価格は一時1バレル4ドル超上昇した後も上げて引け、北海ブレントは105.28ドル、WTIは92.60ドルとなった。中東の原油輸出は9月に日量1280万バレルまで回復したが、ホルムズ海峡の通過量は紛争前の水準を下回ったままであり、軽油市場は供給障害や輸出規制、米国での規制変更の可能性からさらなる圧力を受けている。