欧州の主要31カ国では8月、純電気自動車の販売台数がガソリン車とディーゼル車の合計を上回り、欧州市場で初めて月間ベースでこうした結果となった。欧州自動車工業会(ACEA)によると、電気自動車の新規登録台数は24万3207台で、前年同月比52.2%増加した。一方、内燃機関車は23.4%減の20万2931台となった。電気自動車の新車販売に占める割合は29.2%で、ガソリン車とディーゼル車の合計は24.4%だった。アナリストは、変動する中東情勢に伴うエネルギーコストの上昇、政府による購入補助金、中国メーカーによる積極的な価格設定が、こうした変化につながったと分析している。ドイツは今年から、電気自動車に最大6000ユーロの遡及適用補助金を導入し、購入・リース支援も実施している。英国は昨年7月から、価格が3万7000ポンド未満の電気自動車を対象に、最大10%の補助金を提供している。8月は電気自動車が首位に立ったものの、1〜8月累計では内燃機関車が255万8782台で、電気自動車の213万3364台を上回った。全カテゴリーではハイブリッド車が333万4039台で首位となった。