フォルクスワーゲン、ゴーションと欧州3カ所で電池合弁拡大

  • ゴーション、フォルクスワーゲンのバレンシア電池工場の49%取得に11億ユーロを投資
  • パワーコー、スロバキアとモロッコの設備の49%取得に4億7000万ユーロを投資
  • フォルクスワーゲン、バレンシアをリン酸鉄リチウム電池の欧州拠点にすると表明

フォルクスワーゲンと中国のゴーションは、スペイン、スロバキア、モロッコにまたがる欧州3件の電池合弁事業を通じ、提携を深める。ゴーションは11億ユーロ(12.5億ドル)を投じ、フォルクスワーゲンの電池部門パワーコーが運営するバレンシア工場の49%を取得する。同工場はパワーコーが過半を保有し、リン酸鉄リチウム電池の欧州生産拠点となる。パワーコーは4億7000万ユーロを投じ、スロバキア・シュラニのゴーションのセル工場と、モロッコ・ケニトラの新たな正極材施設について、それぞれ49%の持ち分を取得する。ゴーションの筆頭株主で24%を保有するフォルクスワーゲンは、5.3%の株式を3億7300万ドルで匿名の買い手に売却することにも合意した。今回の動きは、中国企業が欧州で事業を拡大するなかで実施される。欧州連合(EU)は、中国製電気自動車を含む安価な輸入品から域内産業を守る措置を講じる見通しだ。フォルクスワーゲンは大規模な再編の一環として、10万人を削減し、投資ポートフォリオを縮小している。

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