メタ株3%安、AI懸念が9月の32%上昇を相殺

  • AI関連株が軟調となる中、メタ株は月曜の寄り前取引で約3%下落したが、9月の上昇率は32%を維持した。
  • 原油価格は1バレル96ドルを上回り、エネルギー株を押し上げた一方、航空株を圧迫した。債券利回りの上昇を受け、金価格は3%下落した。
  • アナリストは、Museの普及状況や競争、収益モデルの不透明感を見極める中、メタの目標株価を580〜950ドルに設定した。

メタ・プラットフォームズは月曜の寄り前取引で約3%下落した。金曜にも同程度下げており、8月半ば以来初めて、2営業日連続の下落となる可能性がある。一方、株価は金曜終値時点で9月に32%上昇していた。下落の背景には、人工知能(AI)関連株全体の軟調な動きがある。オープンAIが安全性強化プロトコルの導入に向け、最新モデルの改良版の訓練を一時停止したことを受けたものだ。メタ株の9月の上昇は、単体型AIパーソナルアシスタント「Muse」の影響も一因とみられる。Museは9月8日にサービスを開始し、主要アプリストアで早くも上位に入ったが、その勢いには鈍化の兆しも出ていた。アナリストの間では、Museの成長性や収益化の見通しを巡る議論が続き、目標株価は580〜950ドルと幅があった。ほかでは、債券利回りの上昇を背景に金価格が3%下落し、ニューモントは4%超下落した。米10年国債利回りは5.2%を上回った。米原油価格は4%超上昇して1バレル96ドルを上回り、オクシデンタル・ペトロリアムとコノコフィリップスはそれぞれ2%上昇、エクソン・モービルとシェブロンはそれぞれ1.5%上昇した。一方、ジェット燃料価格の上昇が航空株を圧迫した。エヌビディアは、iシェアーズ半導体ETFが約2%下落する中でも1.5%上昇した。同社はAI安全性ソフトウエアを発表したほか、自社株買い計画を1500億ドル増額した。

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