JPモルガンはペプシコの投資判断を「オーバーウエート」から「中立」に引き下げ、目標株価を170ドルから138ドルに下方修正した。ドイツ銀行が投資判断を「買い」から「ホールド」に変更したのに続き、ペプシコに対する今週2度目の格下げとなる。アナリストのアンドレア・テイシェイラ氏は、コストが上昇するなか、ペプシコの北米事業の立て直しが停滞していると指摘した。一方、次の四半期は、海外売上高の好調な伸びや天候、FIFAワールドカップが追い風となる可能性があるという。こうした一時的な支援材料を除けば、北米事業の動向は経営陣の予想を下回っている。FLNAの塩味スナック事業も、製品の再配合や包装の変更、支出の拡大、値下げを実施したにもかかわらず、低調な結果にとどまっている。JPモルガンは2027年の1株利益(EPS)予想を9.05ドルから8.86ドルに、2028年予想を9.57ドルから9.33ドルに引き下げた。いずれもConsensus予想の8.95ドルと9.47ドルを下回る。JPモルガンは、ペプシコが5〜7%の利益成長率見通しの下限に到達するには、第4四半期に一段のコスト削減が必要になる可能性があると指摘した。新たな輸送コストも重しとなる。ドイツ銀行は先に、立て直し施策の効果がまちまち、または一時的なものにとどまっていると指摘し、2027年のEPS予想を8.88ドルから8.61ドルに引き下げた。同予想は同行のConsensus予想8.97ドルを下回る。