レジャーのシャルル・ギレメCTOは、ビットコインの約30%だけが量子コンピューティングのリスクにさらされ、残る70%は公開鍵がハッシュの背後に隠れているため保護されているとの見方に異議を唱えた。Glassnodeは以前、送金用公開鍵がオンチェーンで露出しているBTCが約30.2%に上ると測定したが、ギレメ氏は、この数字がブロックチェーンの静的な状態しか捉えていないと指摘した。公開鍵は、xpub(アドレス生成に使う拡張公開鍵)、デバイス、PSBT、ログ、バックアップに存在する可能性もある。さらに、ビットコインの取引を開始すると、取引が承認される前に公開鍵が明らかになる。ギレメ氏はグーグル・クオンタムAIの研究を引用し、現在は存在しない仮想的な高速量子コンピューターであれば、secp256k1(ビットコインの署名に使われる楕円曲線)を約9分で攻撃できる可能性があると述べた。公開鍵を隠すだけでは脅威を解消できず、ビットコインは最終的に耐量子暗号(量子コンピューターへの耐性を持つよう設計された暗号技術)へ移行する必要があるとの見解を示した。