HCLテック調査、資産運用会社の84%が事業運営モデルの抜本的刷新を必要と判断

  • HCLテックは、世界のウェルスマネジメント業界におけるAI対応状況に関する合成調査レポートを公表した。
  • 84%の企業が事業運営モデルの抜本的な再設計を求めている一方、自律型AIの構築に取り組む企業は7%強にとどまる。
  • 調査では、世界17市場の意思決定者をモデルにした1066人のAIペルソナを分析した。

HCLテックによると、世界のウェルスマネジメント企業の84%は、AIの潜在力を引き出すには事業運営モデルの抜本的な再設計が必要だと考えている。一方、自律型AIの構築に積極的に取り組んでいる企業は7%強にすぎない。調査結果は、世界17市場のウェルスマネジメント業界の上級意思決定者をモデルにした1066人のAIペルソナに基づく合成調査レポート「Hidden In Pl(AI)n Sight」によるものだ。業界の経営層の98%がAI戦略を推進しているものの、調査では、支出を測定可能な事業成果につなげる妨げとなり得る、意欲、実行、戦略上の盲点が浮き彫りになった。各社は引き続き効率性を重視し、自社保有の顧客データや洞察への投資を抑え、導入状況を追跡する一方で、成長、収益、顧客価値への影響を測定していない。HCLテックによると、経営層の84%が抜本的な再設計を望んでいるが、その再設計によって生まれる新たな収益を測定しているのは12%にとどまる。エビデンザと共同で実施した今回の調査では、ペルソナの設計、調査の開発、検証に携わった実務家、研究者、分野別専門家からの意見を取り入れ、AIによる規模と分析の迅速性を組み合わせた。経営幹部は、テクノロジーインフラ、クラウドプラットフォーム、AIパートナーシップよりも、自社保有データと行動データを競争上の差別化要因として高く評価した。また、約80%が、将来のリーダーはAI、人の専門知識、エコシステムのパートナーを最も効果的に連携させると回答した。確信度はアジア太平洋地域で89%、北米で84%と高かったのに対し、欧州では38.3%にとどまった。

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