ソラナは、低くおおむね安定したスキップスロット率を維持しながら、目標スロット時間を400ミリ秒から250ミリ秒に短縮した。この変更により、連続するスキップスロットによる停止時間は約1200〜1400ミリ秒に短縮され、最大連続リーダー時間のP99遅延は約3秒から2秒に低下した。ソラナ財団が9月28日に公表した調査では、スロット目標時間が短くなるほど投票が遅くなり、その増加幅はアジアと南米のノードで最大となった。ただし、ネットワーク全体の平均投票遅延は2スロット未満にとどまり、調査ではコンセンサスが不安定になった証拠は確認されなかった。調査ではまた、250ミリ秒の場合の投票クレジット損失に分布上の差があることも判明した。バリデータ数で均等に集計すると投票クレジットの1.6360%を失ったのに対し、ステークで加重すると0.0874%だった。投票クレジットはバリデータとデリゲーターのインフレ報酬の決定に影響するため、この結果は、200ミリ秒への移行が性能面だけでなく経済面の問題でもあることを示している。これらの数値は個別のSOLの損失を示すものではなく、スロット時間の短縮が格差を引き起こしたと調査が立証したわけでもない。アジアからオセアニア、および欧州からオセアニアへの一部のリーダー引き継ぎではサンプル数が少なく、地域別のスキップパターンが統計的なノイズによるものではないと財団が断定することもできなかった。財団は200ミリ秒を次の目標候補と位置付けている一方、計画中のアルペングロー設計では投票メカニズムが変わり、バリデータ間で直接投票を送信し、8スロット以内に投票の証明を集める仕組みになると説明している。