米10年債利回りは数カ月以内に6%まで上昇する可能性があると、10xリサーチ創業者のマルクス・ティーレン氏が述べた。利回り上昇の要因によってビットコインへの影響は異なると同氏は指摘。米連邦準備制度の金融引き締めによる利回り上昇は仮想通貨の重しとなる一方、米財政赤字や債務、国債供給への懸念が押し上げる上昇は、代替資産への需要を高める可能性があるとした。米連邦準備制度が積極的に利上げした2022年には、10年債利回りが3.88%まで上昇する一方、ビットコインは64%下落した。2023年末以降は、利回りが135ベーシスポイント上昇して5.23%となる中、ビットコインはおおむね2倍になった。ティーレン氏は、2020年以降の米名目国内総生産(GDP)成長率が約6.56%、連邦政府債務の年平均増加率が約8.5%であることを、利回りがさらに上昇する可能性の理由として挙げた。ナイルズ・インベストメント・マネジメント創業者のダン・ナイルズ氏も、財政赤字の拡大と人工知能(AI)企業による大量の社債発行を理由に、利回りが6%まで上昇する可能性を見込んでいる。