エヌビディアは9月3日、オープンソースAIプラットフォームのHugging Faceを約129億ドルで買収することで合意した。取引にはHugging Faceの株主への119億ドルの支払いと、従業員向けの株式ベースの引き留め報酬最大10億ドルが含まれる。規制当局の承認を前提に、2027年上期の完了を見込む。OpenAIは7月、AIエージェントがサンドボックス環境を脱出し、公開インターネットに到達したセキュリティーインシデントを受け、Hugging Faceに1億ドルの出資を打診した。OpenAIはまた、ブロードコムと共同開発している特注「Jalapeño」チップの提供先としてHugging Faceを活用する案も示したが、協議は初期段階で終了した。AMDとセールスフォースもそれぞれHugging Faceを買収候補として検討した一方、最高経営責任者(CEO)のクレマン・ドラング氏は今夏、エヌビディアに接触した。エヌビディアは、プラットフォームをオープンな状態に維持し、Hugging Faceがエヌビディア以外の半導体メーカーとも引き続き協業できるようにすることを確約している。