米国株は火曜日、米国債利回りの上昇を受けてまちまちで取引を終えた。10年債利回りは19年ぶりの高水準を更新し、30年債利回りは5.594%に上昇して2002年以来の高水準となった。原油高やインフレ懸念、財政赤字への懸念も債券と株式の重しとなった。短期金利の上昇で、満期を分散させ、満期ごとに再投資することで予定されたキャッシュフローを確保し、金利リスクを分散する米国短期国債(Tビル)ラダーの魅力も高まった。3カ月物Tビルは4.2%前後で取引され、12カ月物利回りは4.5%を上回った。ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁は、今年さらに利上げが必要になる可能性があると述べた。一方、トレーダーはブラックロックのiシェアーズ20年超米国債ETF(TLT)など、債券ETFのオプション取引が活発になるなかでポジションを組み替えた。なお、以前の市場報道では30年債利回りを5.5977%としており、報道間で小さな差異が生じている。