日本は、円が1ドル=157.47円前後で推移する中、円の過小評価は問題だとの認識を改めて示した。9月29日の時点で、日銀による最近の利上げや、今年に入って繰り返し実施された円買い介入にもかかわらず、円相場はこの水準にあった。片山さつき財務相は、9月25日に米財務長官のベッセント氏と電話協議を行った後、秩序ある外国為替市場を支えるため、米国との緊密な意思疎通を続けると述べた。両者は協議で、円安への懸念を改めて確認した。片山氏はまた、世界的な国債利回りの上昇について、インフレや財政支出に加え、AIインフラの資金調達を進めるテクノロジー企業による社債の大量発行が一因だと指摘した。日本の10年国債利回りは3%近辺にあるものの、米国や欧州の利回りと比べて異例の急上昇ではないとの認識も示した。