ユニクレディトのアンドレア・オルチェル最高経営責任者(CEO)はコメルツ銀行の経営権取得に向けて準備を進めており、早ければ1月にも監査役会を刷新する可能性がある。英フィナンシャル・タイムズ(FT)が関係者の話として報じた。イタリアの同行はコメルツ銀行の株式資本のほぼ半分を確保しており、保有株について監督当局の承認を得れば、株主決議を実質的に支配できるようになる。コメルツ銀行株の13.3%を保有するベルリン政府は、雇用の維持、ドイツを事業拠点とすること、フランクフルト本社の維持、株式上場、ドイツの中堅企業への融資継続をユニクレディトに確約するよう求めている。ユニクレディトは政府との協議が続いており、結果については引き続き楽観していると述べた。