スペイン国立統計局(INE)は、9月の消費者物価上昇率が前年比4.9%となったとする速報値を発表した。8月から0.6ポイント上昇し、2023年2月以来の高い伸びとなった。主な押し上げ要因は燃料と自動車用潤滑油の価格上昇で、パッケージ旅行価格は前年より下落幅が縮小した。エネルギー製品価格は21.6%、未加工食品は5.8%、サービスは3.9%それぞれ上昇した。食品とエネルギーを除くコアインフレ率は3.1%となり、EU域内比較に用いる統一消費者物価指数(HICP)は前年比5.0%上昇した。速報値は、後に確定した9月のインフレ率を5.9%とする既存記録と食い違っており、同記録では先に発表された速報値が5.0%から修正されたとされている。