ベスビウス株急伸、RHIマグネシータが13億7000万ポンドで買収提案

  • ベスビウスはRHIマグネシータによる13億7000万ポンドの現金・株式交換による買収提案の検討を開始した。
  • 1株551ペンスの提案は、ベスビウスの月曜日の終値に対して47%のプレミアムとなる。
  • RHIマグネシータは期限が延長されない限り、ロンドン時間10月27日午後5時までに判断しなければならない。

英国の耐火物メーカー、ベスビウスの株価は火曜日、オーストリアに拠点を置くRHIマグネシータから13億7000万ポンド(18億1000万ドル)の現金・株式交換による買収提案を受け、最大31%上昇した。今回の提案はベスビウスを1株551ペンスと評価しており、月曜日の終値に対するプレミアムは47%に相当する。過去1年間にベスビウスが複数回の提案を拒否したことを受けたものでもある。株価は直近で23%高の461ペンス。一方、ロンドン上場のRHIマグネシータ株は3%下落した。提案内容は、現金470ペンスに加え、8月27日時点のRHIマグネシータ株の1カ月間の出来高加重平均株価に基づき、ベスビウス株10株当たりRHIマグネシータの新株0.28株を割り当てるものだ。ベスビウスは財務・法律顧問とともに条件と実行リスクを検討しており、正式な買収提案が確実に行われるわけではないと警告している。買収が完了すれば、ベスビウス株主にはRHIマグネシータの新株約710万株が割り当てられ、統合後の同社株式の約13%を保有することになる。ベスビウスの筆頭株主であるセビアン・キャピタルは、提案条件を支持している。両社は、鉄鋼生産を含む高温産業で炉、取鍋、容器の内張りに使われる耐火物を製造している。英国のテイクオーバー・コードに基づき、RHIマグネシータは期限が延長されない限り、ロンドン時間10月27日午後5時までに正式な買収意向を発表するか、買収の意向がないと表明しなければならない。

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