ギリシャ、MiCAで暗号資産事業者4社を初登録 2026年9月

  • ギリシャ、BCash、Xenios Blockchain Group、Capital Wallet Greece、ピレウス銀行をESMAのMiCA登録簿に追加
  • 登録簿は欧州の事業者6社が新たに加わり、重複を除いて359社に拡大
  • HCMC、バイナンスが取り下げたギリシャでの認可申請を巡る報道内容を否定

ギリシャが初めて欧州連合(EU)の暗号資産規制枠組みに組み込まれ、BCash、Xenios Blockchain Group、Capital Wallet Greece、ピレウス銀行が欧州証券市場監督局(ESMA)の暗号資産市場規制(MiCA)登録簿に加わった。今回の追加により、ドイツ、フランス、スロベニアの6社も加わった後の登録業者数は、重複を除いて359社となった。非銀行の3社についてはHCMC(ギリシャ資本市場委員会)が所管当局として記載され、ピレウス銀行はギリシャ中央銀行が監督する。ギリシャでは、市場規制当局と中央銀行がMiCAに関する責任を分担していることが分かる。今回の登録は、ギリシャの2026年7月1日の移行期限後に行われ、バイナンスが取り下げたギリシャでの認可申請を巡る対立と時期が重なった。バイナンスは2026年1月に申請したが、HCMCが正式な決定を下す前の2026年6月24日に取り下げた。バイナンスは、複雑な日程を理由に挙げ、他のEU加盟国を通じて認可取得を目指すと説明した。その後、ウォール・ストリート・ジャーナルは、欧州中央銀行(ECB)のクリスティーヌ・ラガルド総裁が申請を阻止するため介入したと報じた。HCMCはこの報道内容を否定し、報じられた発言を行った当局者はおらず、ラガルド氏、ギリシャのキリアコス・ミツォタキス首相、首相府、財務省、その他のギリシャ政府関係者から申請について連絡を受けていないとした。バイナンスは報じられた介入についてコメントを控え、ECBとミツォタキス首相府もコメントしなかった。

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