ユーロ下落、米長期金利5.6%超 10月米利上げ観測後退

  • ドル高、エネルギー価格の高止まり、米欧の利回り格差拡大が重しとなり、ユーロは1.1328ドルと1.1312ドルの安値を記録したと伝えられた。
  • 30年物米国債利回りは5.6%を上回り、10年物は5.3%に近づいた。一方、10月のFRB利上げ確率は71%から49%に低下した。
  • 投資家は米連邦準備制度が重視するPCEインフレ指標を待っている。コアインフレ率は前年比3.3%が予想され、マイクロンとコナグラ・ブランズの決算も注目されている。

米欧の利回り格差拡大、エネルギー価格の高止まり、米連邦準備制度の政策見通しを背景にドルが支えられ、ユーロはドルに対して下落した。ユーロは1.1328ドルと1.1312ドルの安値をそれぞれ別の更新で記録したと伝えられ、アジア時間には1.1339ドル近辺で取引された。一方、30年物米国債利回りは5.6%を上回り、10年物は5.3%に近づいた。ニューヨーク連銀のジョン・ウィリアムズ総裁が「急ぐ必要はない」と述べ、政策当局には「より多くの情報を集める時間がある」との認識を示したことを受け、市場が織り込む10月のFRBによる25ベーシスポイント利上げ確率は、週初めの71%から49%に低下した。投資家は、コアインフレ率が前年比3.3%になると予想されるPCEインフレ統計のほか、企業決算や世界の市場動向を注視している。

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