英ポンドは9月末、週初めに付けた1.32ドル近辺の3カ月ぶり安値から回復し、1.33ドル近辺に戻した。予想を上回る英GDPデータと、アンディ・バーナム首相による欧州連合(EU)との関係緊密化を巡る発言が支えとなった。バーナム首相は次回総選挙後に英国がEUへ再加盟する可能性を示し、年内に選択肢の概要を示す計画を明らかにした。また、首相就任後初の党大会演説では、社会福祉や公益事業の管理を巡るトレードオフを取り上げた。回復したとはいえ、英ポンドは9月にドルに対して2%下落した。市場がイングランド銀行(英中銀)は米連邦準備制度よりも緩やかなペースで金融政策を引き締めると予想したためである。改定値では、英GDPの第2四半期成長率は0.4%から0.5%に引き上げられた。9月29日、英ポンドは0.2%安の1.3226ドルとなった。米国債利回りと原油価格の上昇がドルを支えた一方、英ポンドはユーロに対して上昇し、ユーロは0.1%安の85.72ペンスとなった。英中銀当局者は金利見通しについて見解を分けた。一方、家計向け無担保融資は、少なくとも1993年以降で最も速い年間伸びを記録した。