英国は2030年までに国内のデータセンター容量を3倍にする計画である。AI担当相のカニシュカ・ナラヤン氏は、主権レベルのAI計算能力、すなわち国内の処理能力を実現するため、建設を加速するよう求めた。ナラヤン氏は、容量拡大には国民が理解し支持できる明確な意義があると述べる一方、AIに関連するリスクへの懸念も認めた。政府は、成長を管理されたものにとどめ、過剰建設を避け、地域社会に発言権を与え、クリーンエネルギー投資などを通じて目に見える利益をもたらす必要があるとしている。英国で現在稼働しているデータセンター容量はおよそ2~2.6GWで、米国の50GW超と比べて少ない。一方、計画案件は173件、合計14GW超に上る。政府の支援策には、5億ポンドの主権型AI基金、11億ポンドのAIハードウエア計画、2028年の稼働開始が見込まれるエディンバラの7億5000万ポンド規模の国立スーパーコンピューターが含まれる。政府は最大1000億ポンド規模のデータセンター投資計画を推進しており、国内インフラを他国への依存を減らす手段と位置づけている。