Invivydは、開発中の新型コロナウイルス感染症向けモノクローナル抗体VYD2311、コミナティおよび両者の併用を評価した第3相二重盲検試験「LIBERTY」の主要結果を報告した。18~49歳の健康な成人210人を対象とした試験で、VYD2311単独群の短期治療下発現有害事象の割合は56.5%となり、mRNAワクチン単独群の91.4%を下回った。56日間でもVYD2311群の割合は60.9%と、ワクチン単独群の91.4%を下回る水準を維持した。短期の全身性有害事象は、VYD2311群で44.1%、併用群で50.0%、ワクチン単独群で68.1%に発生した。グレード2を超える有害事象はなく、試験全体を通じて過敏症やアナフィラキシーも発生しなかった。VYD2311をワクチンに追加すると、56日間の総中和抗体価は約2.5倍に上昇した。一方、併用サンプルからVYD2311を除いた後も、ワクチン由来の抗体価はワクチン単独群と同一だった。Invivydは、LIBERTYとDECLARATIONのデータを用い、米食品医薬品局(FDA)の迅速承認プログラムを通じた生物製剤承認申請を目指す方針を示した。承認後も、無作為化による確認的な臨床イベントの収集を継続する。記事掲載時点で株価は11.59%安の0.91ドルだったと、Benzinga Proが伝えた。