マークス・アンド・スペンサー(M&S)は、LVMH傘下の化粧品小売り大手セフォラと提携し、来春から英国内の100店舗とM&Sのウェブサイトで「セフォラ・アット・M&S」を展開する。M&Sは、新たな顧客を呼び込み、既存顧客の来店頻度を高める狙いがあると説明した。一方、セフォラは今回の提携により、既存の英国での展開形態を超えて顧客接点を広げられるとしている。両社が引用したワールドパネル・バイ・ニューメレーターのデータによると、英国の美容市場は70億ドルに近づいており、7月19日までの12カ月間に1.2%成長した。M&Sの市場シェアは、直近の12カ月間で1%強だった。今回の提携は、プライベートブランド商品の投資を含むM&Sの幅広い美容事業戦略の一環である。アナリストは、M&Sには既に集客力があり、2020年に同様のセフォラ提携を開始したコールズよりも若年層の買い物客から信頼される立場にあると指摘した。