ジーキャッシュの開発者は、Project Tachyon向けに開発されたRust製暗号技術クレート「Udon」をZakura Commonに統合している。Zakura Commonは、Zakuraフルノードやその他のジーキャッシュアプリケーションがシールドトランザクションを構築・検証するために使う共有ソフトウェア基盤である。9月28日のリリースによりUdonは開発者が利用できるようになったが、ジーキャッシュのConsensusを変更したり、Tachyonを有効化したりするものではない。Tachyonの導入には、なおコミュニティーによる検討、ZIPの開発、メインネットでの有効化が必要である。UdonはZakura Commonのpasta_curvesフォークと、Halo 2の算術処理の大部分に取って代わり、IronwoodとTachyonの双方で使われる最適化済みのPallasおよびVestaカーブ演算を集約する。今回の取り組みは、Zakura Commonの本番環境での性能向上に続くもので、モバイル端末での証明生成は従来比14倍超、iPhone 17ではZakura導入前のベースライン比21倍高速になったと報告されている。Tachyonの提案設計は、再帰証明と証明付きデータを使ってシールドトランザクションを集約し、バリデータの状態を削減するとともに、最終的には毎秒およそ5万件のトランザクションを処理することを目指している。