モカネットワークとモカ財団は2026年9月29日、持ち運び可能なデジタルIDとプライバシーを保護した検証向けに設計されたレイヤー1ブロックチェーン「Moca Chain」のメインネットを稼働させた。組織は、KYC(顧客身元確認)状況や会員記録などの検証可能な認証情報を発行でき、ユーザーは要求された情報のみを共有しながら、複数のアプリケーションで利用できる。モカネットワークの企業向けプロダクトレイヤー「AIR」が現在の主軸で、IDオンボーディング、報酬支払い、ロイヤルティー関連のツールを組み合わせている。AIRのアカウント数は330万に達しており、SKプラネット、Biletinial、Oyunfor、オープンキャンパス、OneFootball、RewardMe、ランボルギーニ、REAP、Inveo Kripto、Plume、Nansenなどがパートナーとして挙げられている。モカはAIエージェント向けの認証情報も開発しているが、今回の発表では、その機能の提供開始時期や、ユーザーが権限を設定する方法は明らかにしていない。今回の稼働は、モカが当初掲げていた2025年第4四半期のメインネット目標から、およそ9カ月遅れとなった。同プロジェクトによると、アニモカ・ブランズのエコシステムを通じて、アプローチ可能なユーザーは7億人に上る。ただし、これは到達可能なユーザー数の推計であり、ネットワークのアカウント数を示すものではない。