米議会、「コモン・センス法」可決 流通1セント硬貨の生産恒久停止を法制化

  • 米議会は「コモン・センス法」を可決し、1セント硬貨の生産に関する法案をトランプ大統領に送った。
  • 1セント硬貨1枚の製造コストは3.69セントで、生産停止により年間約5600万ドルを節約できる可能性がある。
  • 既存の1セント硬貨は法定通貨として維持され、現金取引の端数処理と限定的な収集家向け発行が認められる。

米議会はH.R. 10167「コモン・センス法」を可決した。上院が月曜、全会一致で承認したことを受け、法案はトランプ大統領に送られた。法案は、米造幣局が2025年に実施した流通用1セント硬貨の生産停止を恒久的に法制化する一方、既存の1セント硬貨を法定通貨として維持し、限定的な収集家向け発行を認める内容である。現金を正確な釣り銭で支払えない場合、取引額を5セント単位で最も近い金額に丸める全国的な枠組みを設ける。電子決済では、引き続き1セント単位の正確な金額が請求される。米造幣局によると、1セント硬貨1枚の製造コストは3.69セントで、10年前の1.42セントから上昇している。流通用硬貨の生産を終了すれば、年間約5600万ドルを節約できる可能性がある。法案はまた、硬貨を使用する機器に重大な支障を生じさせない、より安価なニッケル組成を財務省が試験することを認めている。

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