General Compute、セレブラス製チップ導入 AI推論のハイブリッド構成へ

  • General Computeは、既存のエヌビディア製GPU群を補完するハイブリッド推論向けに、セレブラス・システムズのウェハースケールチップを購入する。
  • 顧客向け提供は2027年第1四半期を予定しており、当初は逐次処理の遅延が積み重なる可能性のあるエージェント型コーディングを対象とする。
  • 購入資金の一部はUpper90の4億ドルの債務ファシリティで賄われ、商用展開でセレブラスの推論特化型アーキテクチャを検証する。

General Computeは2026年9月29日、既存のエヌビディア製GPUと併用するセレブラス・システムズのウェハースケールチップを大規模に購入すると発表した。ハイブリッド構成では、入力コンテキスト全体を並列処理するプロンプト・プリフィルにエヌビディアを、メモリ帯域幅を大量に消費する段階である逐次的なトークンデコードにセレブラスを使用する。顧客向けの容量提供は2027年第1四半期に開始する予定で、当初は、長い推論チェーンによって小さな遅延が増幅される可能性があるエージェント型コーディングを対象とする。今回の購入は、フィン・プクロウスキー氏とジェイソン・グディソン氏が創業したGeneral Computeにとって、創業以来最大のハードウェア投資となる。2026年7月にUpper90と確保した4億ドルの債務ファシリティが一部を支える。セレブラスが55億5000万ドルを調達し、250億ドルの受注残を報告するとともに、750MW分で100億~200億ドル規模の複数年契約をOpenAIと協議するなか、今回の展開は同社の推論特化型アーキテクチャにとって、商用環境での初期の試金石となる。

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