アーベ、Monadにトークン化株式・ステーブルコイン向けV4市場を検討

  • アーベは、トークン化株式と現金同等資産を対象とするMonad向けV4融資ハブを検討している。
  • Monad財団の1500万ドルが、提案中のV4展開を支援する可能性がある。
  • 提案は、ARFCスナップショットとAIPに先立ち、ガバナンスで議論されている。

アーベは、トークン化株式と現金同等資産を対象とするV4融資市場をMonad上に展開することを検討している。専用の流動性ハブと、リスク別に編成した3つの担保スポークで構成する案である。提案は9月28日にアーベのガバナンスフォーラムへ提出された。初期段階では、S&P500 ETF、ナスダック100 ETF、米国短期国債、エヌビディア、半導体株、テスラ、新興国ETFのトークン化版に加え、USDCとUSDT0を組み入れる。SPYx、QQQx、SGOVxはコア資産スポークを構成し、TSLAx、EWYx、NVDAx、SMHxは成長資産スポークを構成する。新規上場資産スポークには、ローンチ時点で資産を組み入れない。USDCとUSDT0は3つすべてのスポークで借り入れ可能とし、トークン化資産は担保として利用する。リスク分類には当初、過去1年間の実現ボラティリティを用いる。コアは25%未満、成長は25%以上60%以下、新規上場資産は取引履歴が1年未満、またはボラティリティが60%を超える資産とする。取引履歴、規模、ボラティリティの変化に応じて、資産を後に別のスポークへ移す可能性もある。この提案に先立ち、アーベは9月25日、ベース上で株式ハブを開始した。同ハブでは、対象となる米国外のユーザーがコインベースのトークン化した米国株7銘柄を供給し、USDCを借り入れられる。また、アーベはアバランチ上で別の現実資産融資市場の開発も進めており、テザーのUSATを初期のドル流動性資産とする計画である。Monad向けの設計では、原資産の証券市場が閉まっている間はxStocksの発行・償還ができないため、週末の取引停止による価格差を考慮する。TokenLogicによると、担保係数には年率換算ボラティリティと、5年間の週末における下落ギャップの過去データに基づく99パーセンタイルを、清算者へのボーナスを含めて反映する。初期のxStock価格にはチェーンリンクの24時間・週5日対応のオラクル基盤を用いる案が示されており、チェーンリンク・ラボは24時間・週7日対応のソリューションを開発している。Monad財団による1500万ドルのインセンティブ配分がV4展開を支援する可能性があるが、配布スケジュールはまだ決まっていない。提案は引き続きガバナンスで議論されており、実施にはARFCスナップショットに続いてアーベ改善提案(AIP)が必要となる。

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