AppleはAxis Bankとの提携を通じてインドでApple Payを開始し、モバイル決済サービスの提供地域を101カ国・地域に拡大した。初提供から12年近くを経ての展開となる。まずはVisaとMastercardのネットワークに対応するAxis Bankの適格なクレジットカードが対象となり、RuPayカードは初期展開から除外された。顧客はAxis BankのモバイルアプリまたはApple Walletからカードを追加し、iPhone、Apple Watch、iPadを使って店舗やアプリ、オンラインで非接触決済を利用できる。今回の拡大は、iPhoneの生産・販売や小売事業を拡大しているインドでのAppleの取り組みを後押しする。2025年の国際通貨基金(IMF)の報告書によると、8月時点でAxis Bankのクレジットカード発行枚数は1630万枚で、インド全体では1億2400万枚だった。デジタル決済額では、インドの統一決済インターフェース(UPI)が84%を占めた。AppleはHDFC BankおよびICICI Bankとの提携も協議しているが、商業条件では合意していない。