モルガン・スタンレーのアナリスト、メタ・マーシャル氏は、オクタの目標株価を200ドルから245ドルへ引き上げ、オーバーウエートの投資判断を再確認した。これを受け、オクタ株は火曜朝の取引で1%上昇した。今回の見直しは、今月初めに開かれたオクタの投資家向けイベントを受けたもの。同イベントでは、AI主導の活動を認証・管理するシステムであるエージェンティック・アイデンティティにおける同社の成長見通しを投資家が評価した。マーシャル氏によると、投資家の関心はパロアルト・ネットワークスやクラウドストライクだけでなく、オクタやフォーティネットにも広がっており、場合によってはセンチネルワンやセイルポイントも検討対象となっている。同氏は、オクタのエージェンティック・アイデンティティ事業の機会は徐々に具体化すると予想している。一方、技術的負債への対応が、今年の事業を支える可能性がある。9月23日のオクタの「オクタン」イベントでは、AIエージェント向けのアイデンティティ製品や提携が取り上げられたが、新たな業績見通しや長期目標の更新は示されなかった。そのため投資家は、導入によって受注額の増加、展開先の拡大、売上高成長の加速が実現するかに注目している。