HII、米海軍の12億ドル自律型水上艦発注でROMULUS 10隻受注

  • 米海軍はHII、ガリアーノ、サロニックの3社を選定し、自律型水上艦30隻を建造する。
  • 各社が10隻ずつ建造し、契約総額は約12億ドルとなる。
  • 初回納入は2027会計年度末までに予定されている。

米海軍は、HII(ハンティントン・インガルス・インダストリーズ)にROMULUS中型無人水上艦10隻を発注した。自律型水上艦を対象とする初の大規模な量産発注の一環で、HII、ガリアーノ・マリン・サービシズ、サロニック・テクノロジーズの3社が計30隻を建造する。契約総額は合計で約12億ドル、1隻当たりの平均額は約4000万ドルとなる。初回納入は2027会計年度末までに予定されている。HIIのROMULUSは、同社の「オデッセイ自律制御ソリューション」プラットフォームを採用する。米海軍は、遠隔指令の入力1回のみで26時間超、360海里超を航行する海上試験を経て建造企業を選定した。計画では、通常の連邦調達規則(FAR)手続きの対象外となるその他取引権限(OTA)契約を利用する。一方、先行する試作段階から除外されたブルー・ウォーター・オートノミーとセイルドローンが提起した訴訟は係属中である。MUSV計画はトランプ大統領政権の「ゴールデン・フリート」構想の一部であるものの、通信の強靭性、量産規模、フェーズIIの要件が引き続き主要な課題となっている。HIIは別途、空母「USSハリー・S・トルーマン」の燃料補給・大規模改修に関する51億ドルの契約を保有しており、オプション行使により契約額は約51億8000万ドルに増える可能性がある。

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