原油価格は前日の下落から回復した。OPEC最大級の産油国の1つであるイランからの輸出を巡る不透明感が、ドナルド・トランプ米大統領が対イラン制裁の緩和に応じる意向はないと報じられたことで続いたためである。別の水曜日の市場報道では、原油価格は1バレル=90.50ドル近辺とされ、今月の上昇率は約4.9%に達したという。一方、先に公表された取引データでは、期近の11月限ブレントが103.30ドル、米国産標準油種ウエスト・テキサス・インターミディエート(WTI)が89.81ドルだった。イラン政府のファテメ・モハジェラニ報道官によると、テヘランはホルムズ海峡の再開に向けた条件を提示し、米国の提案を受け取った。中東からの供給フローは改善し、ホルムズ海峡経由の原油輸送量は1日1320万バレルに達した。サウジアラビアも東西パイプラインを復旧させ、ヤンブーからの輸送を再開した。ただ、供給量は紛争前の水準を下回っており、OPECプラスは週末の会合で11月の生産枠を協議する予定である。