LSケーブル&システムと傘下のLSエコエナジーは、ベトナムと韓国にまたがるレアアース永久磁石の供給網構築に合計1616億ウォン(1億1600万ドル)を投じる。LSケーブル&システムは、永久磁石メーカーとして新設した完全子会社のKorea Motion Worksに1500億ウォンを投資する。一方、LSエコエナジーは116億ウォンを投じ、ベトナム法人Global SHRE Metal(GSHM)の株式58%を取得する。同社はサマリウム金属を生産する計画である。計画する供給網では、オーストラリアのライナスから供給を受けた原料を使い、LSエコエナジーのベトナム子会社LSCVでサマリウムを加工し、慶尚北道亀尾市に建設予定の工場で永久磁石を製造する。LSCVは年間240トンのサマリウム生産能力を導入中で、12月に試験生産を始める計画である。両社は中国に依存しない供給網の構築を進めている。米国防総省が購入するサマリウム・コバルト永久磁石を巡る米国の要件が来年、原材料にまで拡大される見通しとなる一方、中国の輸出規制が供給懸念を持続させているためである。