GS E&Cは、子会社Eco Aqua Farmを通じて陸上でのタイセイヨウサケ養殖を実証し、年後半に本格出荷を開始する計画である。同社は、飼育水をろ過して再利用する閉鎖循環式養殖システム(RAS)と情報通信技術を組み合わせ、事業を構築した。釜山スマート養殖クラスターの施設は、年間最大500トンを生産できる。Eco Aqua Farmは2020年以降、発眼卵の投入からふ化、魚の成長、水質管理、出荷準備まで、養殖の全工程を管理してきた。同社のシステムは飼育水の最大99%を再利用でき、夏の熱波の際にも水温を12~16度に維持した。養殖場では塩分濃度、溶存酸素量、水流も管理し、センサーで設備を監視しながら運転条件を自動調整する。GS E&Cは、水処理、循環式養殖、海水淡水化養殖に加え、魚の成長を評価する水中カメラシステムに関する特許を出願している。Eco Aqua Farmは、サケについて水産物トレーサビリティー登録、HACCP(食品安全認証)の承認、抗生物質不使用認証を取得した。GS E&Cは、実証で得た技術と運用データを活用し、より広範な陸上養殖プラットフォームを構築する方針である。