SKイノベーションE&Sは、オーストラリアのバロッサ・ガス田で商業生産を開始した。同社は37.5%の権益を通じ、20年間にわたり年間130万トンのLNGを受け取る。生産は昨年12月に始まり、初カーゴは1月に出荷され、2月に韓国の保寧LNGターミナルへ到着した。このプロジェクトは、ガス生産、液化、輸送、ターミナル、発電にまたがる同社の約600万トン規模の統合LNGバリューチェーンの一部である。SKイノベーションE&Sによると、ポートフォリオ型の事業運営により、調達先と販売先の選択肢が複数生まれ、スポット市場価格、輸送費、供給途絶へのエクスポージャーを抑えられるという。同社は、サントスおよびJERAとともに、総額43億ドルのバロッサ・プロジェクトに16億ドルを投資した。また、米国ウッドフォード・シェールガス田の49.9%の権益から得られる生産分とオーストラリアからの供給を組み合わせている。同社はLNG船4隻、発電容量5GWの韓国内発電所、韓国、米国、オーストラリア、中国にあるLNGインフラを運営している。韓国ではコージェネレーション、半導体、データセンター事業からの追加需要を開拓しているほか、中国とベトナムでLNGおよび電力事業の機会を追求している。