JPモルガンのマーケット・インテリジェンス部門は9月28日、米国株の見通しを「中立」から「戦術的に強気」へ引き上げた。見通しを引き下げてから約1カ月後の転換となる。米国債利回りと原油価格が低下し、米連邦準備制度による追加利上げ観測が後退したことが背景にある。ゴールドマン・サックスは、原油価格とインフレが安定し、経済成長が緩やかで、企業利益が堅調に推移すれば、「ゴルディロックス・ラリー」と例年より早い年末高が進む可能性があるとした。JPモルガンは、数カ月にわたる調整でポジションの集中とバリュエーションへの圧力が和らいだことを踏まえ、第3四半期決算がハイテク株にとって重要な試金石になると指摘した。同行は、半導体や電力関連を含むAIサプライチェーン企業、小型・中型株、銀行、韓国と台湾のテクノロジー企業を注目分野として挙げた。