BMWは、人工知能(AI)で効率性と収益性を高める取り組みの一環として、2027年半ばまでに部門と関連する管理職を20%削減する計画である。組織の下位レベルでも同程度の削減を見込む。ドイツの自動車大手は、直近の自動車事業営業利益率が中国での低調な業績を受けて2.3%に低下したことを踏まえ、2028年に3~5%、次の10年の初めまでに8~10%を目標とする。再編は7月に従業員代表委員会と合意した枠組みに基づくもので、希望退職制度も含まれる。先行報道では、ドイツで約8000人の雇用が影響を受ける見通しとされていた。BMWは開発、調達、生産、販売、アフターサービスの各分野でAIを活用するほか、車種構成を簡素化し、中国で現地生産を拡大する。また、2028年には欧州向けの小型電気自動車を投入する。自動車メーカーが競争激化やコスト上昇、電気自動車需要のばらつきに直面するなか、フォルクスワーゲンとフォードもそれぞれ欧州で大規模な人員削減を発表している。