StableChainを運営するStableは、USDTを基盤とするレイヤー1ブロックチェーンの決済インフラにVisa Directを統合し、世界各地のオンチェーンのステーブルコイン決済と銀行口座・モバイルウォレットを双方向で接続した。企業はオンチェーン口座から受取人の銀行口座やモバイルウォレットへ、リアルタイムで直接送金できる。受取人が仮想通貨ウォレットを保有したり、ブロックチェーンの仕組みを理解したりする必要はない。Visa Directは195カ国超で数十億の決済エンドポイントに接続している。StableChainは2025年12月、ガス代と決済通貨をUSDT建てとし、1秒未満のトランザクション確定を目標にメインネットを開始した。今回の動きは、9月18日にStableが、USDTとPYUSDを保有するポリゴンのウォレットから銀行口座への直接送金を可能にした統合に続くものだ。この仕組みでは、処理が行われるまでユーザーが資産のカストディを維持できた。StableChainのSTABLEトークンは総供給量が1000億枚に固定され、ガバナンスとステーキングに使われる。ガス代や決済には使われない。ステーカーは、委任型プルーフ・オブ・ステーク方式を採用する同ネットワークのStableBFTに参加し、USDT取引で生じるガス収入の一部を受け取る。