Sky ProtocolのステーブルコインUSDSの供給量は2026年6月30日時点で100億4000万ドルに達し、利用拡大と機関投資家向け戦略への資金流入を背景に前年から倍増近くとなった。エコシステムの資金配分を担うSky Agentsは、ブラックロック、ジャナス・ヘンダーソン、ペイパルが関与する戦略に55億ドル超を配分した。プロトコルの担保総額は100億~130億ドルで、流通するUSDS1ドル当たり1ドル超の資産を裏付けとしている。Skyは支払い能力の目標である1億5000万ドルに向けて準備金を積み増している。一方、総収益は複数の四半期で1億ドルを超え、sUSDSを通じた累計利回り分配額は2億5000万ドルを上回った。sUSDSはUSDSの貯蓄利回り型で、プロトコル収益を原資に利回りを分配するエコシステム最大の利回り創出型ステーブルコインである。2026年9月下旬時点の既存の数値では、USDSと旧来のDAIを合わせた流通供給量は約97億1000万ドルで、30日間で2億8586万ドル、約3.03%増加しており、6月30日時点のUSDSの数値との間に日付と計測対象の食い違いが生じている。成長にはDAIからの移行と新たな需要の双方が寄与しているが、機関投資家向け戦略への集中により、プロトコルは損失にさらされており、準備金に圧力がかかり、過剰担保のバッファーが試される可能性がある。