シノプシスは、アマゾンおよびOpenAIとの個別の提携を通じてAIを活用した半導体設計戦略を拡大するとともに、2027会計年度の利益と売上高について、ウォール街の予想を上回る見通しを示した。同社は調整後1株利益を19.04ドルから19.12ドル、売上高を111億ドルから112億ドルと予想した。売上高見通しの中央値である111.5億ドルは、前年比で約15%の増収に相当する。シノプシスは今後数カ月で約10億ドルの自社株買いを実施する計画で、営業キャッシュフローはおよそ36億ドル、設備投資は5億ドルになると見込んでいる。アマゾンとの複数年契約は10億ドルを超え、用途に最適化したチップ技術を対象に、ライセンス料と生産ロイヤルティを組み合わせる。別途、シノプシスとOpenAIは、半導体開発向けの専用モデル「GPT-Synopsys」を開発する計画である。同モデルはシノプシスのソフトウエアツールを通じて回路コーディングやチップレイアウトを支援し、両社で収益を分配したうえで、世界中で提供する。シノプシス株は水曜日に5%近く上昇し、木曜日の取引開始直後にはさらに2%上昇した。